皆さんこんにちは。
インドに住み始めると日本では簡単に解決できる問題が、超絶面倒なやり取りや交渉を重ねないと解決しないということが山ほどあります。
その一つが、何かしらの不具合が起こった時の業者とのやり取りです。
例えば、エアコンが壊れてしまったとき、インターネットがつながらなくなってしまったとき、ECサイトで注文した商品が届かなかったとき…。
そんな時、カスタマーサポートに連絡して、修理等のリクエストをしなければいけないのですが、これが!本当に!めっちゃ!大変!!
日本だったらとても丁寧な口調のカスタマーサポートの方がテキパキ対応をしてくれて、翌日くらいには解決する問題が、インドではそうはいきません。
一つの問題を解決するまでには、怒りあり涙あり、怒りあり、怒りありの"怒怒哀怒”のストーリーを経ねばならないのです…。
今回は私のAmazon Indiaのアカウントがひょんなことから停止されてしまい、それをどうにか復活させるまでの壮絶な戦いの物語をお送りします…(笑)
インドで問題解決する際の私なりのポイントも合わせてご紹介します!
Contents
Amazon Indiaのアカウントが停止された理由
インドでもAmazonは使えます。
食品から衣料品、本やパソコン、家電製品までなんでも購入できるAmazonはインドにいてもやっぱり便利。
しかし、そんなアマゾンの私のアカウントが2017年に突如停止されてしまったのです。
原因は明確で、"支払いエラー”です。
2017年当時、インドにある中華系の会社に勤めていた私は、出張でインド支店の様子を見に来た中国人社長にこう言われました。
会社にテレビ会議用の大きいモニターを買いましょう。
金田さん、調べて!!
結果、Amazon Indiaで売っているあるテレビモニターを買うことになりました。
ちなみにインドのアマゾンでアカウントを作成するためには、電話番号が必要です。
アカウント認証手続き時にSMSで送られてくる、ワンタイムパスワードが必要なためです。
インドでつながる電話番号を持っていなかった中国人社長に代わって、私のアマゾンアカウントでテレビモニターを購入することに。
結構な金額だったため、私が立て替え購入するのは厳しく、中国人社長のクレジットカードを使用して購入手続きに進みました。
これが間違いだった…。
決済画面まではいけたのですが、中国人社長が決済に必要なネットパスワードをうっかり忘れていたようで、何度も何度も間違えエラー画面が続出!!
それなのにオーダーはなぜか通ってしまい、未決済のまま出荷の準備ができましたというステータスに…。
(てか社長…パスワード覚えておけよ…。)
結果、決済エラーを起こしまくった私のアカウントは危険なアカウントと判断されたのでしょう。
その後、私はどうやってもアマゾンのアカウントにログインができなくなり、挙句の果てにこんなメールが来ました。
We are writing to inform you that we have closed your Amazon.in account.
私たちはあなたのアマゾンアカウントを閉鎖したことをお知らせするためにこのメールを書いています。
Any new accounts you open will be closed.
あなたが今後作成するすべての新しいアカウントも閉鎖されます。
・・・・終わった。。。。
インドでは正攻法のカスタマーサポートではなくSNSの方が効果がある
この2017年の出来事より、私は3年間Amazonを使えない生活をインドで過ごしてきました(涙)
インドにはFlipkartというAmazon以外のオンラインショッピングサイトがあり、そこで買い物したり、直接お店で買い物ができる分には正直Amazonが使えなくてもあまり問題はなかったのです。
しかし!
今年3月下旬、コロナウイルスのパンデミックにより、インドは世界の中でもかなり厳しいとされるロックダウンを決行しました。
公共交通機関はタクシーを含めてすべて閉鎖。よって徒歩圏内でのお店でしか買い物できず・・・。
また、スーパーや薬局は開いてはいましたが、初めの頃はその営業時間も厳しく制限され必要な物をいつでも買いに行けるという生活からは程遠いものでした・・・。
この状況でオンラインショッピングの巨頭!アマゾンが使用できないってめちゃめちゃ不便ー💦
なんとかアカウント復活できないかな??
そう思った私は、まずツイッターのAmazonのサポート公式アカウントにツイートをしました。
なぜ、カスタマーセンターに直接連絡しなかったのかというと・・・
①カスタマーセンターの連絡先が調べてもいまいち出てこなかった。
②カスタマーセンターに電話しても自動音声でたらいまわしにされる恐れがあった。
③インドではカスタマーセンターに電話するよりも、公式ツイッターにリクエストするほうが対応が早い(実体験アリ)
一番大きな理由は③です。
実はロックダウン始まって早々に、家のインターネットが止まってしまったのですが、電話会社のAirtelの公式ツイッターに連絡したところ、なんと夜中だったにもかかわらず即返事アリ!
修理依頼がきちんと受け付けられ、翌日にはエンジニアから電話がかかってきて、遠隔で修理してくれたのです。
また、以前エアコンが故障してしまった際に、サポートに連絡しても全く対応してくれなかったのに、ツイッターから公式のメーカーアカウントに訴えかけたところ速攻修理工が来て修理してくれたりなど、インドでは正攻法のサポートに連絡するよりも、SNSのアカウントに連絡する方がスムーズに解決することがあります。
つまり公開でクレームつける方法ってことです・・・笑
インドのカスタマーサポートの現実…たらいまわし。
さて、TwitterのアマゾンHelpに助けを求めたところ、こんな返事が来ました。
Have you reached out to our Account Specialist team here: https://t.co/ODgDwaZVX4? ^VA
— Amazon Help (@AmazonHelp) May 16, 2020
明記されているURLにアクセスしろと。
そのURLにアクセスしたところ以下のような画面が…
つまり今度は明記されているカスタマーサポートの番号に電話しろ!とのことらしい…。
正直この時点で、ちょっと長期戦になることは覚悟しました…。
だって、もうすでにたらいまわしにされている…
そしてその予感は的中するのです・・・。
もしもーし。アマゾンアカウントが閉鎖されてるんです。何とかしてください。
わかりました。私たちのアカウントスペシャリストチームが24時間以内にメールにてご連絡しますのでしばしお待ちください。
・・・・
24時間たったが、メール来ず。
もしもーし。アマゾンアカウントが閉鎖されてるんです。何とかしてください。あと、昨日連絡したんだけどメール来なかったんやけど…
失礼いたしました。私たちのアカウントスペシャリストチームが24時間以内にメールにてご連絡しますのでしばしお待ちください。
・・・・
24時間たったが、メール来ず。
もしもーし。アマゾンアカウントが…(以下略)
てか、メール来ないんだけどぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!(怒)
大変失礼いたしました。24時間以内にメー…
ねぇ!
あなたのフルネーム教えなさい!!
24時間以内にメール来なかったら、あなたの名前を明記してクレーム入れるからね💛 うふふー(激おこぷんぷん丸)
Oh…..
すると、翌日!なんとメールが来たのです!!!
問い合わせするときはオペレーターの名前を聞き、メモしておくこと。
怠慢なオペレーターは問い合わせをきちんと受付しない可能性あり。
しかし自分の評価にかかわるとなるとちゃんと仕事をします。(笑)
世界のアマゾンが、FAXだと‥‥!?
と喜んだのもつかの間です・・・・。
そうなんです・・・。
まさかのアマゾンアカウントスペシャリスト、メールを送ってきたのに、必要書類をFAXで送れってリクエストしてきたんです・・・・。
ねえ、あなたの家にFaxはある???
…
てかなんで連絡はメールで送ってきたのに、その先がFAXなんだよ!!!怒
メールで添付でいいやろがい!何時代やねん!!
100歩譲って原本が必要とかなら郵送やろ!!!
・・・・
と、いうことで、またもやあのサポート番号に電話です。
もしもーし。アマゾンアカウントが…(以下略)
てかね、メール来たんだけどね、残念ながらFAXはないのよ。
ねぇ。だってあなたの家FAXあるの??ないわよねー。
だから別の解決策ください。(怒)
大変失礼いたしました。アカウントスペシャリストに連絡して、別の解決策をメールでお送りするように言いますね!!!
そして翌日・・・・
みごとに前回と同じ
「必要書類をFAXで送ってください」
っていうメールが来たよ!!!
まさかの解決策…。アカウント復活!!
もうこれは無理かもしれない・・・(涙)
そんな弱気になっていた夜、親友のインド嫁さんと電話で話していました。
実は私も支払いエラーになってアカウント停止しちゃったんだけど、新しくアカウント作れたんだよね。
試しに私の番号でNEWアカウントを作る実験してみなよ!
えー。無理だとおもうけどなー。まあやってみるか。
そうして、LoginではなくCreate New Accountでインド嫁さんの番号を借りて新しいアカウントを生成する実験をしてみたのです。
すると、「あなたの番号は既に別のアカウントで使用されています」の画面が。
ほらーー。その番号は既に使われてますになってますよー。
そっかー。
やっぱり私はもう一生アマゾン使えないのか…うぅ・・・涙
・・・ん!?
もう一度先ほどの画面を見てみましょう・・・。なんか下に書いてある!!!
Create account with this mobile number
この番号でアカウントを生成する!!
も、も、も、もしかしてこれで新しくアカウントが作れるのでは…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
え?
ひとまず前の画面に戻り、今度は自分の電話番号を入力。
そして、恐る恐る、その「Create account with this mobile number」ボタンを押します。
すると・・・
以前の(この番号で生成された)アカウントを消して、新しいアカウントを生成していいですか?
以前のアカウントの注文履歴やKindleのデータなんかも全部消えまっせ。
というアラート画面が現れました。
いい!いい!!全然いい!!2017年から使えなくなっているアカウントのデータなんかそもそも覚えてないし消していい!!
は??
そして・・・・
普通に新しいアカウントが生成できた!!
ウソだろ・・・。
私がこれまでアマゾンサポートと戦ってきたのはいったいなんだったんだ・・・・。
2017年からアマゾンが使えなくなって不便だった日々、アマゾンHelpのツイッターや、叩いても全く響かないアマゾンのカスタマーサポートとの戦いを思い返し私は・・・・
ガチ泣きしました(笑)
そして、インド嫁さんは電話の向こうで大爆笑してました。笑
まとめ
オチとしては、私がよく画面を確認していなかった…。
ということなのですが、しかし停止された2017年に何度も同じ番号で新しいアカウントを作成しようと試みてはいたんですよね。
でもその時は画面下のオプションに気づかなかった?
それともその時はそのオプションボタン自体がなかった・・・?
真相は闇の中です・・・。笑
ちなみにその後、追加でメールアドレスを登録しようとしたところ、以前と同じメールアドレスは登録ができませんでした。
つまり、私のメールアドレスがアマゾンインディアのブラックリストに登録されているようです。
無事アマゾンアカウントが復活し、これで一安心!!
と!思いきや・・・
私のインドでの戦いはまだまだ続きそうです・・・。
TO BE CONTINUE・・・
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