皆さんこんにちは!
私は今現在インドで一人暮らしをしているのですが、今住んでいるアパートにはかれこれ3年半住み続けています。
正直たまにそろそろ別の場所に引っ越したいなーなんて思ったりもしますが、3年半前にこの家を探すまでに壮絶な苦労をしているので(笑)、あんな思いをもう一度するのは嫌だと思いずっと同じ場所に住み続けています。
今回はインドで家を探す時のポイントを私の家探しの体験談とともにご紹介します。
Contents
インドで家を探す場合の方法
インドで家を探す場合、以下のような方法があるかと思います。
それぞれ考えうるメリット・デメリットも併せて書いてみました。
1.日系不動産屋さんにお願いする
インドにもNRMとかPyramid Reloなど日本人が在中している日系不動産があります。
メリット:条件にマッチした部屋を紹介してくれるので安心して家探しができる。ストレスフリー!
デメリット:仲介手数料が高い。手ごろなローカル物件はあまり扱っていない。
2.ローカルの不動産ブローカーにお願いする
地域に特化した不動産ブローカーがいるのでその人にお願いをする。
大々的にオフィスなどを構えてはおらず、基本人づての口コミで見つける
メリット:地域に特化しているので様々な物件を見ることができる。仲介手数料が安い。
デメリット:条件とは違う物件を提案してくるなどのトラブル多し。要忍耐力!!笑
3.ネットで探す
FBのコミュニティや99acreasなどのWebサイトで探す。
メリット:仲介手数料が発生しない。住みたい地域の良い物件が見つかれば儲けもの!
デメリット:写真と違うなどのトラブルあり!仲介主がいないので交渉などすべて自分で行う必要がある。
4.自分の足で歩いてTO LETの家を探す
インドの街を歩いているとたまに「TO LET」と書かれている家があります。これは入居者募集!の看板なので、自分の住みたい地域にこのような看板がかかった家があれば突撃してみるのもアリ!
メリット:仲介手数料が発生しない。住みたい地域の良い物件が見つかれば儲けもの!
デメリット:効率が悪い。仲介主がいないので交渉などすべて自分で行う必要がある。
私は2のローカルの不動産ブローカーに頼んで家探しをしました!
私の場合は住みたい地域が既に決まっていたので、そこに特化したブローカーを見つけ、最終的に今住んでいる家を見つけるまでに50件ほどの物件を見まくりました💦笑
日本と違うインドの家の間取り
BHKという概念
日本で一人暮らしだとだいたい1R、1K、1DK、1LDKあたりのお部屋を探しますよね?
インドだとこういった概念ではなく1BHK、2BHK、3BHKといった間取りの家を探すことになります。
BHKとは…Bed Room、Hall、Kitchenのこと
1BHKだとベッドルームが1つ。2BHKだとベッドルームが2つといった感じ。
ちなみに1ベッドルームにつき1つバスルームが付きます。
インドのバスルーム。バスタブがある家はあまりありません。
一人暮らしだと1BHKで十分なのですが、インドの家で1BHKの部屋を探すのは至難の業です。
というのもインド人は基本家族もしくは友人などとシェアして住むことが多いからです。
私は2BHKの家に住んでいます!
部屋はリビングも併せて3部屋、バスルームは2つあります。
私は1人でこの間取りに住んでいますが、上の階の同じ間取りには若いインド人が3人で住んでいます。
ちなみにインドは洗濯機置き場がなかったり、外の場合が多いのでバスルームの一つに洗濯機を置いています。
1BHKよりもさらに小さい1RタイプのStudio Roomという部屋もまれにあります!
1フロア1部屋。フラット貸しの家が多い
日本では101号室、102号室、103号室…といった感じで1フロアにいくつもの部屋が並んでいるタイプのアパートやマンションが多いですよね⁉
対してインド、特にデリーは1フロアに1室のみのフラット貸しの家が多いのが特徴です。
1フロア1室しかない。
日本の2Fがインドの1F
インドはイギリスに統治されていた流れから、階数の数え方が日本とは異なります。
日本で言う1Fつまり地上階はインドではグランドフロアーと呼び、日本の2Fに当たる部分をファーストフロアーと呼びます。
なんか慣れてないと混乱しちゃうね…。
でも私はこの階数の数え方に慣れすぎて、一時帰国で日本に帰った時に逆にわからなくなります…笑
ちなみに私の家はもっとややこしくて、私は日本の2Fに住んでいるのですが、名称がUpper Ground Floorになります。
おそらく地上階に当たるGround Floorが駐車場になっていて部屋がないので、部屋があるところから数えているのだと思うのですが、インド人も間違うようでよく1st Floorの荷物が家に来ます。笑
家を探すうえでのポイントは、できるだけ下の方の階にすること!
なぜならインドは暑いので、上層階になればなるほど灼熱の夏を迎えることになります🥵
そのため下の階の方が値段が高く、上の階になればなるほど値段が下がるのが一般的です!
インドでの物件選びのコツ
日系の不動産会社にお願いする分には問題ありませんが、ローカルブローカーにお願いして物件を探す場合は忍耐力と交渉力が必要です!!
まずこちらが条件を伝えているのに全然条件から外れた物件に連れていかれるなんて言うのはあるあるです!
1人で住むから1BHK~2BHKの部屋がいい!と伝えているのに4BHKの物件に連れていかれたり…。
一人でベッドルームが4つも5つもあってどないせえっちゅうねん…。
ポイントとしては…
1. とにかく物件を見まくる事!
余裕があるなら即座に決めようとせず色々見ること!私は計50件見ました(笑)
2. 2~3人のブローカーに頼むこと!
1人のブローカだけだと物件が偏るので、こっそり他のブローカーにも物件探しをお願いしましょう!ただしほかのブローカーにも頼んでいることは内緒で!
インド人、他にライバルがいるとわかると根掘り葉掘り聞いてきてうるさいです…(笑)
私は3人のブローカーにお願いしました。
3.ブローカーには自分の予算より少し低めに伝えること!
例えば予算が30,000Rsだとすると、そのままブローカーに30,000Rsと伝えてしまうとだいたい35,000~40,000Rsの所ばかり見せてくるので、自分のマックス予算の少し少なめを伝えるといいかも!それで気に入る物件が出てこなければ、少し金額をあげてみればOK!
4.気に入った物件が見つかったらできれば昼と夜の2回見てみること!
昼は日当たりがよくて良いと思った物件も夜見てみると暗かったなど印象が変わります。
朝も昼も夜も住むのが家ですから!
その他のポイント!あなたはどっちを選ぶ?
新築よりも以前に1人以上住んでいる物件の方が良い
日本だと新築物件が人気ですが、インドではできれば前に1人以上の人が住んでいる家の方が良いと言われます。
なぜならインドの新築物件は様々なトラブルが潜んでいる可能性があるから!!
前に1人以上住んでいる場合は、前の人がトラブルをきちんと修理してくれている可能性が高いです!!
新築、あこがれるんですけどね。実際物件見てても新築の方が綺麗で惹かれるんですが、地雷を踏む可能性が高いです。
実際私は失敗しています…。その失敗話はまた別の記事で…😢
家具付き?家具なし?
日本では家具が元からついている部屋はあまりないですが、インドでは家具付きの家・家具なしの家(Furnished・Unfurnished)が選べます。
Furnishedの場合は大家さんが家具をそろえてくれているので、家具の趣味は大家さんの趣味です!
私はインドに移住した時に友人がインドを去ることになり、家具一式を買い取りました。
よって冷蔵庫、洗濯機、クーラー、ソファー、テーブルなどすべての家具・家電が自分の持ち物です。
だからこそ引っ越しがめんどくさい…。
家具付きの家は身軽でいいですが、その分家賃は上がります。
値段だけで考えると長く住むなら家具なしの部屋に住んで、家具を買う方がお得ですが、私のように移動がおっくうになってしまうので良し悪しかなと…。
私の家はUnfurnishedですが、お風呂のお湯を沸かすギザは元からついていました!
また、大家さんと交渉してエアコンはつけてもらうなどSemi Furnishなどにすることも可能です。
大家が同じフラットに住んでいるか否か
インドの家に住んでいると日本では考えられないトラブルに見舞われることが多々あります。
そのため同じアパート内に大家さんが住んでいると、修理やトラブル解決をすぐに行ってもらえるメリットはあります。
ただし、大家さんによってはめちゃめちゃ干渉してきたり、勝手に合鍵を使って部屋に入られたり…という話も聞いたことがあるので、干渉されたくない人は考えたほうがいいかも!
あと女性が住んでいる所に男性が(たとえ友達でも)出入りすることが認められないということもあるため、大家さんの性格も鑑みてどちらがいいか決めましょう!
私はデリーの家に住んでいますが大家さんはグルガオンに住んでいます。
ただ、最上階に大家さんが雇っているお手伝いBoyが住んでいて、何か壊れたりトラブルがあるときは彼に言うと大体何とかしてくれます。
最後に…
インドに来たばかりの頃は、自分の安心できる住処を探すまでとても苦労します。
できたらインドに慣れている友人や、信頼できるインド人についてもらい家探しをする事をオススメします。
次回の記事では、実際にブローカーに見せられたおかしな家や、私が見舞われたトラブル、契約について書きたいと思いますのでこうご期待!!笑
よろしければ下記クリックお願いします!
にほんブログ村
コメント
[…] Twitter Facebook はてブ LINE コピー […]