みなさんおはようございます!
インドでは本日で全土ロックダウンを開始してから51日目!
(デリー州はその2日前からロックダウンしていたので、トータルで53日です!)
長い、長すぎる・・・。
もはや普通だった生活がどんな感じだったのか忘れてきました。笑
憎きコロナのせいでこんな不自由な生活を送らねばならない…と不満に思うこともありますが、ただこのロックダウン中に新しく始められたことや、新しいご縁などが沢山できたことも事実。
このブログを始めたり、Twitterで仲良くなった方とZoom飲みしたり…。
その中で、達成できたことの一つがこちらの動画!!
ロックダウン中は自由に外でエクササイズもできないし太るよね。
なにか家の中でできるエクササイズはないかな!?
そこでインド在住のツイッター民の間で話題になったのが、Youtuber Takewaki MarinaさんのHand Clap動画!
じゃあそれをみんなで踊ってみよう!とコラボしたら面白くて素敵な動画ができあがりました!!
1年後、2年後、はたまた5年後にこの動画を見直して
「あーこんな時もあったなぁ。大変だったね(笑)」って笑いあえればいいな。
そんな日を迎えるためにも、みなさんもうちょっと頑張りましょう!!
ち、ちなみに・・・
そんな楽しいエクササイズ動画を制作したものの、私の体重は増加の一途をたどっています(泣)
(誰か助けて…)
ロックダウン前はほぼ毎日会社帰りにジムによって運動し、シャワーまで浴びてから家に帰るのが生活のルーティンだったのですが…
完全に乱れました…涙
と、いうことで!
私のエクササイズ意欲を高めるためにも本日は
「インドのダイエット&フィットネス事情」というテーマで記事を書いてみたいと思います。
Contents
インドは糖尿病患者数が世界第二位!?
インド人というとあまり太っていないイメージ?かもしれませんが、こちらの記事によると、実はインドにおける糖尿病患者数は2017年時点で中国に続いて第2位。
また、2045年には中国を抜きインドは世界一の糖尿病患者数の国になると予想されているらしい。
糖尿病ネットワークよりグラフを引用
確かに私の友人でも糖尿病で薬を飲んでいる人は何人かいるし、街を見渡してみると結構ビッグボリュームの人が多いかも💦
インドでは肥満率も年々上がっているようです。
原因はベジタリアンがゆえに炭水化物ばかり取ってしまう食生活、甘いスイーツを好む傾向、インド料理は油をよく使う、夜遅く食べる食習慣などがありますが、日本人に比べて動かないという部分も影響していると思います。
インドは基本的に車社会で、実は今の30代以上の人々は学校で体育の授業などがなかった世代で、歩くことですらスポーツとみなすぐらい運動習慣がないそう。
ちなみに昔インドでは太っていることは富裕層の象徴という概念もあったけれど、すでにそういった考えはほぼないかと。
太ってしまっている人が多いけど、日本人と同じようにみんな痩せたいと思っている!!(切実)
だからこそインドではここ最近、フィットネス事業やカロリーオフ・糖質制限などのダイエット食を提供するサービスが年々増えてきています。
ちなみにインド人の理想のカラダはたぶんこんな感じ!
ボリウッド女優のディーピカー・パードゥコーンとボリウッド俳優のタイガー・シュロフ。
二人とも現在のボリウッド界のトップ女優&トップ俳優です。
日本ではあまり筋肉ムキムキ・バッキバキは好まれないかもしれませんが、ボリウッド俳優はおおむね皆さん素晴らしく鍛え上げられた体の方ばかりです!
インドの街中には至る所にジムがある!
インドの都市部を歩くとわかると思いますが、インドにはスポーツジムが至る所にあります!!
これは私の住む町のGoogle Map上で「Gym」と検索したら出てきたGymの数々。
だいたい半径1.5kmの徒歩圏内に18か所!!(現在はロックダウン中なのですべて”閉鎖”になっています)
形態はさまざまで日本にもあるAnytime FitnessやGold Gymなどの国際的大型店舗ブランドや、個人経営の小さなジムまで様々なフィットネスクラブが点在しています。
日本顔負けの設備! 大型店舗ジムはこんな感じ!
私が普段通っているジムはFitness First という大きなショッピングモールに入っているジム。
FitnessFirst webサイトより写真を引用
綺麗な受付に、有酸素系のランニングマシーンやバイクの数々。筋トレ用のマシンもかなり充実。
ダンスなどのスタジオプログラムもあるし、Free Wifiあり、Cafe Coffe dayのコーヒーがいつでも無料で飲み放題。
更衣室も清潔で、シャワールームも7つほどあり常駐している清掃員が使用後すぐに清掃!実はサウナもある。
こんな感じで至れり尽くせりなので、会費はなかなかのものです。
通っている年数や、個人によって違うみたいなんですが(多少値切れる…w)
私が昨年更新した時は、半年で38,000Rs(日本円で約54,000円ほど)でした。
ひと月だいたい9,000円くらい。日本とあんまり変わらない・・・。
調べるとFitness Firstは元々イギリス発祥のジムらしく、17か国に展開する国際フィットネスジムブランド。
インドではデリー、グルガオン、ノイダ、ムンバイに5クラブを展開しています。
また2018年にインドや中東でフィットネス・ヘルスケア事業を展開するバンガロール発のスタートアップCureFitに買収されたことにより、Fitess First の会員であればインド全土に展開するCure.fit のジムも一緒に使用できるようになりました。
イケメンオーナーが経営する個人経営ジム!
実はロックダウンの1週間前に、家の近くの個人経営ジムの体験トレーニングに行ってきました!
既にジムに通っているのになぜ?と思われますよね。
理由は…
ジムのオーナーがイケメンだったから!笑
ある日インド在住の女友達でご飯に行った時に、近所の個人ジムのオーナーがどうやらモデルなどもやっているイケメンらしい・・・という話題で大盛り上がり(笑)
その場で彼のInstagramをフォローするとなんとあちらからメッセージが来ました!
とんとん拍子で後日彼のジムの体験レッスンを受けることになったのです。(←まんまと営業されている…w)
ちなみにこちらがそのイケメンジムのオーナーHasmeetさんです。(本人に掲載許可済みです)
うーん確かに素晴らしい肉体美のイケメン💛
体験当日は彼自らトレーナーとしてついてくれることに!!
結果30分でめちゃめちゃ筋肉痛になるくらいのトレーニングをしてくれました。
筋トレマシンは結構充実していたし、マシンを使わないトレーニングも彼が教えてくれるのでよかったですね。
ただ更衣室やシャワールームなどの設備は、上記の大きなジムに比べてやはりローカルクオリティでした。
会費は1年間で2万Rs(28000円くらい)とのこと。
一月1700Rs(2400円)ほどなので上記のジムの4分の1ほど!
パーソナルトレーニングは別途必要とのことです。
コロナ禍におけるフィットネス業界
さてそんなインドのフィットネス業界ですが、現在のコロナ蔓延のためのロックダウン措置により、大変な危機を迎えています。
上記で紹介した大きな国際フィットネスブランドを買収してしまうくらい飛ぶ鳥を落とす勢いだったスタートアップ企業Cure.fitが、800人もの従業員を解雇、いくつかのジム拠点を閉鎖したという記事です。
インドではロックダウンが始まる1週間前からジムは閉鎖され、すでに丸々2か月間営業が全くできない状況にあります。
👆3月16日に私が通うFitness Firstにはこんな張り紙が
Cure.fitなどはアプリでオンライントレーニングのサービスを提供するなど工夫はしていますが、なかなか苦戦しているのではないでしょうか。
これからの時代、フィットネスサービス事業はどのようになっていくのか。私たちはどのようにエクササイズを楽しんでいけばいいのか。
新たな形を模索しながら進んでいくしかないかもしれませんね。
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